越後長岡 よもぎひら温泉 和泉屋

よもぎひらの日々の出来事 和泉屋のブログ

2012年07月16日(月)

ごちそう

おはようございます。先日7月10日に31歳になりましたイカピーでございます。
誕生日にはお休みをいただき、実家でリフレッシュして参りました。
そして和泉屋の仲間にいわってもらいたいがために、ケーキを持参し「ハッピーバースデー私!ケーキ買ってきた!祝って!」
と押しつけがましく差し入れた寂しがり屋のイカピーでございました。
まぁ、パチンコで勝ったからお裾分けの差し入れだったんですけどね。

本日の言葉。
「今日はごちそうだよ」言われるとワクワクしますよね。
そしておいしいご飯をいただいたら「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを言葉にします。

この「ごちそう」という言葉、漢字では「ご馳走」と書きます。

「馳」という字は訓読みで「はせる」と読み、「遠い土地へ思いを馳せる」とか「●●より馳せ参じました」
などというように使います。駆けるや走ると同じような意味です。

つまり「馳走」とは馳せる・走ると類義語を重ねた言葉で「すごく走り回る」「苦労して駆け回る」というニュアンスの言葉になります。
相手をもてなすためにどれだけの苦労と気持ちを込めたかという意味をあらわす言葉だったんですね。

現代ではもっぱら食べ物に対して使う「ご馳走」という言葉ですが、古くはおもてなし・サービス全般に使われるものだったようです。
寒い日に薪を集めて暖の用意をするのも馳走、部屋をきれいにし花なんかを飾っておくのも馳走、寝心地のいい布団を用意するのも馳走、と呼べ

るものだったのです。
そうやって考えると、私達旅館のスタッフの仕事は全て「馳走」と言えます。

和泉屋一同、板前・仲居の料理提供ばかりでなく、掃除係や我らフロントチームもお客様方が快適に過ごして頂けるように「馳走」し、
皆様に「ご馳走様」と言って頂けるよう、今日もがんばっていきます!(`・ω・´)

2012年07月07日(土)

智仁武勇

おはようございます。
ようやく夏物の甚平を新調いたしましたイカピーでございます。
いやぁ、甚平なかなか売っていないのですよ・・・3L以上のサイズのヤツが(;´ω`)
今なんだか方々から「アンタがやせればいいんでしょ!」との声が聞こえた気がします。
鋭意検討中ながら、前向きに善処する所存にございまする。

最近はお客様のみならず、和泉屋の取引業者さんからも
「ブログ読んでるよ」と声をかけていただけるそうです。
伝聞系なのは私が業者さんが出入りする時間帯にいないため。夜勤専門ですから(`・ω・´)
その業者さん達からも「これ書いてるイカピーって人、見たことないんですけど・・・・」と言われるそうです。
なかなか夜にお会いする機会がないですからねぇ。

では本日の言葉。
小さな子供がちょっとしたケガをしたときに
「ちちんぷいぷい、痛いの飛んでけー」って言いましたよね?(最近も言うのかわかりませんが)
この『ちちんぷいぷい』ってなにかの呪文のようですけどなんなんでしょうか?

この言葉の起源は江戸時代にあります。
3代将軍になる徳川家光の乳母だった春日局(かすがのつぼね)が、幼少期の家光に
「智仁武勇は御世の宝」
と言い聞かせながら育てたことに由来します。
つまり「賢さ、正しい心、力強さ、勇気、全てを持った立派な人になるのですよ」と少年に語ったことが始まりなのです。

その「智仁武勇(ちじんぶゆう)」が小さな子供が聞いて可笑しくなるような響きに転じたのが「ちちんぷいぷい」なんだそうです。
この言葉の起源は呪文の類ではなく立派な意味の四字熟語だったんですねぇ。

小さなお子さんをお持ちの親御さん方、「智仁武勇」の備わったお子様に育つように「ちちんぷいぷい」と言ってみませんか?

2012年06月25日(月)

あぶらをうる

おはようございます。携帯電話が故障中のイカピーでございます。
原因不明の故障で現在修理中であります。
最近は気温と共に懐の方も温まって参りましたので(賭け事的な意味で)
買い替えも吝かではなかったのですが、修理をしないとデータの移行もできないとのことで、現在は代替機をお借りしている状態であります(´・ω・`)
イカピー 和泉屋.jpg
もし当ブログをご覧の方のなかに、五十嵐の知人がおりましたらメール連絡をください。電話番号・メールアドレスはそのままの代替機を借りてきています。

と、会社のブログで私信をして怒られないだろうか・・・・(; ・`д・´)

では、いつものように言葉のお話をいたしましょう。

五十嵐はお客さんとの雑談が好きな方です。
また、お子さん連れを見るとついついお子さんにかまって時間を忘れてしまいます。
「またイカピーは仕事中に油を売って・・・」
なんて先輩方に言われるわけですが、この仕事をサボったりのんびり仕事をしたりするときに使う「油を売る」ってどういうことでしょうか?
油すまし.jpg(これは油すまし)

まずここで言う「油」とは燃料でも食用でもなく、女性の髪につける整髪油、言い換えれば化粧品を指す言葉でなんです。
江戸時代の油売り、化粧品のセールスマンをイメージしてみてください。
「お姉さんキレイだね。この化粧品をつけたらもっとキレイになるよ」
なんてシンプルな文句で売れるほど簡単な商売ではありません。
なにげない雑談から女性の気持ちを惹きつけ、少しづつ油(化粧品)を買う気にさせていくわけです。

セールスマン達は必死に営業トークをしているわけですが、これを傍目から見ると「仕事中に女性と楽しくおしゃべりしてる」ように見えるわけです。
ここから勤務中に怠けている様子を「油を売る」と言うようになったのです。
本人たちは一生懸命だったんですけどね (;´ω`)

語源の如くに「五十嵐がお客さんと雑談するのは和泉屋のアピールのためです!」なんて理論武装しつつ、今日も油を売るイカピーでございました。

2012年06月19日(火)

恩師と

おはようございます。ようやく車から若葉マークがとれましたイカピーでございます。
免許失効から再習得までのことは当ブログのバックナンバーをご覧いただけるとありがたいです。

先日、専門学校時代の恩師と久しぶりにお茶をしてきました。

その先生は中越震災の折、和泉屋を解雇され職も住まいも失った私に、ご自身がお持ちのアパートを本来の半額ほどで私に貸してくださいました。
柏崎市の駅から徒歩10分、最寄コンビニまで2分、海岸まで5分、そのうえ交通量も多くない閑静な地域と素晴らしい物件でありました。
先生からその住まいを貸して頂けるという話があったから、五十嵐は慣れた長岡市蓬平を離れ、柏崎市で新生活を送るという決意が出来たのでした。

和泉屋以外の仕事をしてみた柏崎市での2年間というのは私にとって必要な経験であり、やはり旅館の仕事が一番私に合っていると確信するに至った経緯でもあります。
女将さんからのお誘いで再び和泉屋に戻った今でもその経験は掛替えのないものだと思っています。
そのきっかけを下さった先生には感謝してもしたりません。

五十嵐が専門学校を卒業してからすでに10年近くになります。
先生とは卒業後も毎年1回以上はお茶や食事をご一緒していましたが、ここ数年ははなかなか機会がなくおよそ3年ぶりの再会となりました。

喫茶店でお互いの近況などとりとめのない話をしただけなのですが、10年を経てもかわらず穏やかな恩師の様子に安心をしました。
それと共に、先生に初孫ができておじいちゃんになったお話や、母校が様変わりした変遷などを聞き、時間の流れも同時に実感しました。
1時間半ほどのティータイムでしたが、充実のひと時でありました。 ( ゚ω゚)旦~

このブログで何度か書いて参りましたが、五十嵐は子供好き&お年寄り好きです。
子供の無邪気な笑顔や、おじいちゃんおばあちゃんの穏やかな笑顔に癒されております。

五十嵐が昔になにかの本で読んでずっと心に残っている言葉があります。
「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」

五十嵐自身が子供のころに感銘を受け、年齢を重ねるごとにさらに深く感じ入っている言葉です。
子供のやんちゃをただ厭うのではなく、自分にもこんな頃があったなぁと思い返し、
おじいちゃん達を見ながら、自分はどんなふうに年を取るんだろうとイメージをする、そんな大人でありたいと思っています。

改めて調べてみたところによると、この言葉は作者不明で浄土宗の信者の人が読んだ詩だそうです。
さらに
「来た道行く道二人旅 これから通る今日の道 通り直しのできぬ道」
と続くんだそうです。
人生を、過去の自分と未来の自分の「二人旅」と表現しているところがまた味わい深いですよね。
続きの句を知って、この詩がいっそう好きになりました。

先生がお茶を飲みながら初孫が可愛くて仕方ないというお話を幸せそうになさるのを見て、こういう年齢の重ね方をできたらいいなぁと思いましたね。
まずは、奥さんみつけて子供が出来なくては孫なんて夢のまた夢なわけですが・・・・(´・ω・`)

2012年06月02日(土)

久々の笑顔プロジェクト

おはようございます。
ゴルフ部の活動に参加できず悔しいイカピーでございます。
チカちゃんにも久しぶりに会いたかったなぁ(´・ω・`)

今回ゴルフに参加できなかったのは、会社の指令により
「防火管理講習」を受けに行っていたからなのです。
つい先日も死傷者の出たホテル火災が報道されました。
防火管理者.JPG
和泉屋の夜の安全は私が守ります(`・ω・´)

さて本日のタイトル、覚えていて下さる方はいらっしゃるでしょうか?
お正月にやった「お客様の笑顔の写真にイカピーも入りこんじゃう」という企画でございます。
まぁ私自身もすっかり忘れ去っていましたけどね。

今回、写真を撮らせていただいたのは「吉村さんご夫妻」
旅館のブログでお客様の個人情報を漏洩するなど言語道断なのですが、
プライバシーに触れない範囲でご紹介したいと思います。

このご夫婦は雪の深い時期を除いて毎月1度は和泉屋に来て下さる超のつく常連さん。
80歳を超えるお歳ながら自慢のクラウンを駆り毎月県外よりお越しいただいております。

五十嵐の吉村さんとの最初の思い出は、忘れもしない2004年10月23日のこと。
そう中越震災の日です。

吉村さんご夫婦はこの中越震災の日に、和泉屋にいらっしゃったのです。
お客様の避難誘導を終え、フロント男性スタッフはお客様の車を順番に安全な広い場所に移動していきました。
その時、私が吉村さんのクラウンを移動させていただいたのが最初のご縁でした。
車を移動し、今後のお話をしに伺った時に
「これから本当に大変だろうけど、がんばってね」
とご自分の不運を微塵も見せず私達のことを案じてくださったことが深く印象に残っています。

その後も中越沖地震や東日本大震災、そのほか水害や豪雪など新潟県が災害に見舞われるたびに「蓬平は大丈夫?みんな元気にしてる?」と電話をくださいました。

ご高齢でちょっぴり車の運転が心配なお歳になられました。
私、五十嵐をはじめ1か月に一回、このご夫妻に会うのを楽しみにしている和泉屋スタッフはたくさんいます。
来月もその先もずーっと元気な笑顔をみせてくださいね。
吉村さん.JPG

2012年05月26日(土)

えと ②

おはようございます。謎の咳がとまらないイカピーでございます。
咳のせいで熟睡もできず、睡眠不足気味でもあります (-ω-)zzZZ

昨日お泊り頂いた常連さんより、当ブログにお褒めの言葉を頂戴しました。
五十嵐に対する過分なほどの賛辞に恐縮しつつも、やはり見てくださっている方がいると実感できるのは嬉しいものですね。

さて、本日のお題は、前回の「十干」のお話の続きです。
「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の十種類の文字とそれぞれの読み方について前回はお話ししました。

この十干とあわせて使われる物が、私たちにより身近な
「子丑寅卯辰己午未申酉戌亥」の12文字、「十二支」です。

我々はよくこの十二支を「えと」と読んだりしていますが、これは間違い。
正確には先にお話しした「十干」と「十二支」を組み合わせたものを「干支(えと)」と呼ぶのです。

十二支が「ねずみ年→うし年→とら年・・」と1年ごとに巡回していくのはご存じのとおりですが、十干の方も一年ごとに「甲→乙→丙→・・・」と巡回していきます。

「甲子の年」→「乙丑の年」→「丙寅の年」・・・・というかんじになります。

今年2012年は十干で「みずのえ」、十二支で「たつ」、干支で表すとこの二つを合わせて「壬辰(じんしん)」となるわけです。
五十嵐の誕生年1981年なら「かのと」の「とり」で「辛酉(しんゆう)」の年ですね。

ここで少し算数の問題です。
この十干と十二支を組み合わせた「干支」というもの、全部で何種類あるでしょう?
さぁシンキングタイム!!







十干が10種類 十二支が12種類だから 10X12=120種類
はい、正解!
といいたいところですが、じつはひっかけがあるんです(^^;)
十干は10年で一周、十二支は12年で一周。
どちらも偶数なので120種類の内半分は「絶対にならない組合せ」なのです。
最小公倍数というやつですね。遠い昔に習った気がします(笑)
ということで正解は60種類。
干支というのは60年で一周するんですね。
つまり60歳になると自分の生まれた年の干支に還るということ。
だから60歳を「還暦」と呼ぶんです。

みなさま、還暦のお祝いは是非に和泉屋で宜しくお願いします!
といっておけば旅館ブログっぽいかな

2012年05月17日(木)

えと ①

おはようございます。
夏場は私服も和装のイカピーでございます。
先日、服屋さん「甚平か作務衣は入荷してますか?」といったら「もう少し先です」と言われました。私にとってはもう暑いくらいなんですけどねぇ(;・ω・)

本日のお題。
前回「甲乙丙・・・」という言葉に少しふれたので、今回はこの言葉を説明しようと思います。
先回の話では物の優劣を示す言葉で、甲が最上級でそこから下がっていく・・・という使い方をしました。
この言葉の本来の使い方というか語源は中国に由来します。

「五行説」という言葉をご存知でしょうか?
ひところ「風水ブーム」などというものも到来していたので、耳にしたことが有る方もいるかと思います。
中国古来からの考え方で「世の中の全ての物は『木火土金水』のどれかの属性をもっている」というものです。

今回のテーマの言葉は「十干(じっかん)」と言い、
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
の10種類があります。
音読みで「こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き」と読みます。

さらにこれらの訓読みがなかなか面白いんです。
前述の五行「木火土金水」の5種類をそれぞれ「兄・弟」に分けて10種類にしたもの。
兄を「え」 弟を「と」と表現して

甲→木の兄→きのえ
乙→木の弟→きのと
丙→火の兄→ひのえ
丁→火の弟→ひのと
戊→土の兄→つちのえ
己→土の弟→つちのと
庚→金の兄→かのえ
辛→金の弟→かのと
壬→水の兄→みずのえ
癸→水の弟→みずのと

とそれぞれ読みます。
どこかで目にしたことがある読み方ではないですか?

今回はここまで。次回はこの「十干」の用法をお話しします。

2012年05月09日(水)

おはようございます。
今話題?の特保指定KIRINコーラを買い込んでまいりましたイカピーでございます。

本日のお題。
「オツなもの」という言葉を耳にすることがありますでしょうか?
「趣がある」「味わい深い」という意味でつかわれる言葉です。

この「乙(オツ)」という言葉、ものの評価を表す言葉で上から「甲乙丙・・・」と並ぶ中の2番目の評価として昔の人は使っていました。
どちらが上か決められないことを「甲乙つけがたい」というのもこの言葉に由来します。

この「乙なもの」という言葉は「甲」つまり最上級より一段劣るもの、という意味なのでしょうか?

実はこの言葉、五十嵐自身最近まで少し誤解をしていました。
「乙なもの」=「一般的評価が劣るが、見る人によっては価値の高い物」というニュアンスと思っていました。
例えば「満開の桜もいいけど、散った葉桜も乙なもの」とか「快晴もいいけど、雨の降る日の風景も乙なもの」とかって使い方をしていました。
「B級グルメ」なんてのもその仲間ですね。

これを改めて調べてみると、「乙なもの」の乙というのは、歌声の音程に由来するんだそうです。
高くてきれいな声を「甲な声」、低くて味わい深い声を「乙な声」と呼んでいたんだそうです。
ソプラノとテノールってかんじでしょうか?
今でも高い声のことを「甲高い(かんだかい)」と読んだりします。
これは優劣を指す言葉ではなく単純にパート分けのための言葉が由来なんだとか。
またひとつ勉強になりました。

由来を誤解していたとはいえ、言葉の使い方自体はそう間違っていなかったようです。
「趣がある」「洒落がきいている」ひいては「価格以上の価値がある」というニュアンスにもとれます。
某有名家具屋さんのキャッチではありませんが「お値段以上」の価値の提供は私達サービス業の命題でもあります。

また私自信も決して「デキル」人間ではありませんし、万人に評価される人間ではありません。
でも趣や味わいのある人間になれたらいいなぁとは思います。
「五十嵐は乙なヤツ」なんて言われるようになったら嬉しいですね。

2012年05月07日(月)

こけむす

おはようございます。黄砂の影響か喉がいたいイカピーでございます。

「かずっち」さん。コメントありがとうございます。
減給&出費のこと大変かと思いますが、半年一回の和泉屋旅行、ぜひともお子様がた共々お越しいただきたいと思います。
私の結婚式かぁ・・・・そんな日が来るのかなぁ  (=ω=)トオイメ

本日のお題。
「犬も歩けば棒にあたる」などなど日本にはいろんなコトワザがあります。
今回テーマにしますのは、英語のコトワザ。
「A rolling stone gathers no moss」日本語に訳すと「転がる石は苔むさない」となります。
この言葉だけを聞いて、どういう意味だと思われましたか?

このコトワザの面白い所は同じ英語圏でも、イギリスとアメリカで真逆の解釈がされるところです。

イギリスでは「落ち着きなく動き回っている者には能力は身につかない」「落ち着いて一つのことに取り組んでこそ実力が身につく」という意味でつかわれます。
「苔むす=能力がつく・成長する」というプラスの意味でとらえられています。

大してアメリカは「常に動き回っている人は能力が衰えない」「動かない人は能力がさび付いてしまう」という意味でつかわれます。
「苔むす=さび付く・劣化する」というニュアンスでつかわれていますね。

以前に当ブログで取り上げた「君が代」の詩の一説「さざれいしの いわおとなりて こけのむすまで」から読み取れるように、
「さざれ石(小石)→巌(大岩)→大岩に苔むす」というのが成長・成熟を指し「苔むす=成熟」という意味でつかわれてきました。
つまりイギリス側の解釈ですね。

でも現代の感覚でこの言葉を聞くとアメリカ側のニュアンスの方が合うという人も多いんじゃないでしょうか?
私はイギリス式・日本古来の解釈の方が好きですが、アメリカ側の活動的積極的な考え方にもお国柄がでていて面白いと思います。

皆さんは「転がる派」ですか?「転がらない派」ですか?

2012年05月02日(水)

けっこん式 ②

おはようございます。イカピーでございます。

まず前回いただきましたコメントに返信をば。

>「高橋」さん
ブログのコメント受付の設定間違えていました。すみませぬ。
「大吉」はマスターの人柄も魅力ですよね。金曜土曜の夜には勤めを終えて副業にいそしむ五十嵐の友達がいますのでよかったら行って見られてください。
ブログをいつもご覧くださってるとのこと、ありがとうございます。

前々回に続いて、結婚式に関する話をいたします。
「ジューンブライド」「6月の花嫁」などと言って6月に結婚式を挙げると幸せになれる。といわれています。
6月って梅雨でジメジメしているし、国民の休日もない、あまりお祝い事に向かなそうな月なのになぜなんでしょう?

由来は神話の女神様の名前から。
結婚・家庭・子供を守護する「ジュノー(Juno)」という女神がいて、その女神が担当しているのが6月(June)なので6月に結婚式を挙げると幸せになれるんだそうです。
さらにヨーロッパの6月は乾燥季で1年で一番爽やかな晴れの季節だそうで、お祝いをするには最高の月なんだそうです。

とはいえ、これはヨーロッパのお話。
ジューンブライドという言葉は耳にしますが、統計によると日本で結婚式を挙げる件数は6月はかなり少ない方なんだとか。
多いのは涼しい秋や温かくなる春。
真夏や真冬、そして梅雨時期はお客さんも呼びづらいですものね。

それでも最近の式場さんでは、晴天雨天どちらでも対応可能なプランを用意したり、天候が気にならない夜のナイトウェディングのプランを立てたりするそうです。

これから結婚式を挙げる方参考にして見られてはいかがでしょうか?
みなさまに女神Junoの恩恵がありますように。

あと、私のところに花嫁がきますように(`・ω・´;)