おはようございます。
全身にまとった分厚い鎧(脂肪ともいう)のおかげで寒さには強い五十嵐でございます。
エビピーさん、タコピーさん、コメントをいただきありがとうございます。
私の仕事は夜遅めの時間に始まり、朝方のお客様のお見送りの頃まで努めております。
ですので、朝食のバイキング会場でお出迎えをしたり、喫茶コーナーでウエイターをしたりと朝方のほうがお客様と接する機会が多くなります。
ヤスオ氏のブログで女将を筆頭に和泉屋の誇るたくましい女性陣が雪と格闘するシーンがありましたが、私も雪かき隊として先陣を切って戦っております。
さて、本題の蓬平の昔話の続きです。
重体な高野木さんが、龍神に祈りを捧げたところから。
そのまま痛みと疲労で意識を失った時に、夢の中に白髪の老人が現れました。
「ワシはお前がいつも熱心に信仰している大和国(現在の奈良県)の龍神の分身、この越後の高龍神だ。
普段から熱心に信仰をしているお前を助けてやろう。ここから2kmほど山を下ると泉が湧いている。そこに傷をひたすがよい」
夢から覚めた高野木は痛みを我慢しながら必死に山を下りました。
するとそこには夢の老人が言った通りに温泉がわき出ていました。
その温泉で数日間、湯治療養をすると戦争でうけた傷も治り、長旅の疲労も一気に回復したといいます。
もともと信仰心の強い高野木は地元の村人にこの温泉を教え、高龍神をまつるように伝えました。
それ以降この土地、蓬平では龍神を「高龍神社(こうりゅうじんじゃ)」としてまつり、温泉を大切にしてきたそうです。
ということで600年も前から続く蓬平伝説でございました。
この高龍神社は和泉屋からおよそ徒歩7分。龍神の化身とされる白蛇を祀って商売繁盛や金運の神様として、みんなに参拝されています。
皆様も蓬平にお越しの際はぜひにご参拝ください。
かく言うイカピーは極度のヘビ嫌いなので立ち寄れません(´・ω・`)