おはようございます。謎の咳がとまらないイカピーでございます。
咳のせいで熟睡もできず、睡眠不足気味でもあります (-ω-)zzZZ
昨日お泊り頂いた常連さんより、当ブログにお褒めの言葉を頂戴しました。
五十嵐に対する過分なほどの賛辞に恐縮しつつも、やはり見てくださっている方がいると実感できるのは嬉しいものですね。
さて、本日のお題は、前回の「十干」のお話の続きです。
「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の十種類の文字とそれぞれの読み方について前回はお話ししました。
この十干とあわせて使われる物が、私たちにより身近な
「子丑寅卯辰己午未申酉戌亥」の12文字、「十二支」です。
我々はよくこの十二支を「えと」と読んだりしていますが、これは間違い。
正確には先にお話しした「十干」と「十二支」を組み合わせたものを「干支(えと)」と呼ぶのです。
十二支が「ねずみ年→うし年→とら年・・」と1年ごとに巡回していくのはご存じのとおりですが、十干の方も一年ごとに「甲→乙→丙→・・・」と巡回していきます。
「甲子の年」→「乙丑の年」→「丙寅の年」・・・・というかんじになります。
今年2012年は十干で「みずのえ」、十二支で「たつ」、干支で表すとこの二つを合わせて「壬辰(じんしん)」となるわけです。
五十嵐の誕生年1981年なら「かのと」の「とり」で「辛酉(しんゆう)」の年ですね。
ここで少し算数の問題です。
この十干と十二支を組み合わせた「干支」というもの、全部で何種類あるでしょう?
さぁシンキングタイム!!
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十干が10種類 十二支が12種類だから 10X12=120種類
はい、正解!
といいたいところですが、じつはひっかけがあるんです(^^;)
十干は10年で一周、十二支は12年で一周。
どちらも偶数なので120種類の内半分は「絶対にならない組合せ」なのです。
最小公倍数というやつですね。遠い昔に習った気がします(笑)
ということで正解は60種類。
干支というのは60年で一周するんですね。
つまり60歳になると自分の生まれた年の干支に還るということ。
だから60歳を「還暦」と呼ぶんです。
みなさま、還暦のお祝いは是非に和泉屋で宜しくお願いします!
(といっておけば旅館ブログっぽいかな)
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