おはようございます。
先日卒業した村山さんから「五十嵐さんってガリガリガリクソンに似てますよね」といわれましたイカピーでございます。
似てますかねぇ・・・・・おっす、おらニート(無職)。
いや、ちゃんと今日も和泉屋で勤めておりますよ。
コメント頂戴いたしました「まっつん」さんありがとうございます。
まっつんさんのおっしゃる通り、五十嵐はカラオケ大好きでありましてドリンクバーのコーラ片手に熱唱しております。歌が上手いか・・・はともかく声量には自信があります。
まっつんさんは長岡にお住まいとのこと、立ち寄り湯も承ってますので是非にお越しくださいませ。それと当地は「ヨモギヒラ」と読むのが一般です(どっちでもいいのかも?w)
本日のお題は言葉の起源シリーズ。
いい言葉ではないんですが「アコギな商売」という言葉を使いますか?
やたら欲張ったり、悪どい商売をするひとに使う言葉です。
アコギってなんでしょう?アコースティックギター?
語源は平安時代の昔話に遡ります。
このアコギというのは「阿漕ヶ浦」という地名。三重県の伊勢神宮の近くだそうです。
阿漕ヶ浦は伊勢神宮にお供えするための魚を獲る場所で、一般人には禁漁区とされていました。
そこにあるとき平次(へいじ)という名前の漁師がこっそりと魚を獲りに忍び込みました。
なんだか私(えいじ)と名前が似ててイヤですなぁ(´・ω・`)
基本は禁漁区指定されているところですから魚がいっぱい、大漁で大儲けした平次。
これに味をしめた平次は繰り返し阿漕ヶ浦に忍び込んで魚を獲るようになります。
しかし悪事を繰り返すうちについに発見され逮捕されてしまう・・・という昔話です。
「あふことを 阿漕の島に 引く網の 度重ならば 人も知りなむ」
という古今和歌集に載っている和歌からの引用でした。
このアコギなという言葉の面白い所は同じストーリーを元にした言葉なのに時代によって意味が変わってくることです。
鎌倉時代には何度も漁を繰り返したことから「度重なる事、繰り返す様」という意味で、
江戸時代・・・「図々しい」「厚かましい」
明治時代・・・「しつこい」
現代・・・・・「悪どい」「欲張りな」
と時代と共に用法が変わる言葉でした。
まぁ基本が悪いことをして捕まったヤツの昔話なのでどの時代でもいい意味でつかわれることはなかったようです。
五十嵐もアコギなヤツと呼ばれないように心がけよう・・・・。
和泉屋一同は「真摯・謙虚・感謝」を三本柱に皆様をお待ちしております
m(__)m