おはようございます。イカピーでございます。
手田さん、コメントありがとうございます。
昨日のヤスオ部長の記事の通り、雪かきに勤しんでおりますよ。なかなかダイエットにつながってきませんが orz
それでは、前回の温泉の話の続きを。
世界各地での温泉の扱いについてお話しようと思います。
ヨーロッパでは温泉は「健康のために飲むもの」薬湯という認識が第一だそうです。
湯量が豊富な場所が少ないのもあるそうですが、日本人のようにお風呂に入って体を休めるという感覚があまりないんだとか。
数少ない湯量が豊富な地域ではカジノやブティックなどと共にリゾート地として発展し、我々の感覚で言う「温水プール」のように温泉で遊ぶ施設として楽しまれているそうです。
アメリカも同様で、湯につかって休むという文化があまりなかったため、温泉があってもほとんど開発されないか、リゾートの一部としてプール感覚で利用されるのが大半だそうです。
アジアについては朝鮮・韓国・台湾などは日本が支配していた時期に無理やり日本文化を押しつけた過去などもあり、現在でも比較的日本に近い温泉文化があるんだとか。
オセアニア地域ではニュージーランドはかなり豊富な温泉がでて国を挙げて観光に活かそうと開発したものの、観光相手であるヨーロッパの人たちになじまなかった為、やっぱりプール的な利用方法が主流だそうです。ちょっと残念ですよね。
ところで温泉を英語訳するとなんというか知っていますか?
よく聞くのが「Spa」もしくは温泉の直訳で「HotSpring」というのが一般的です。
ただSpaは療養目的・治療施設というニュアンスが強く、HotSpringはそのまま熱い泉が湧くところという意味なので日本風な温泉の意味とすこしズレますよね。
2003年ころから起きた活動で「Onsen」を世界共通語にして日本風な温泉につかってゆっくり休む文化を世界に広めようという活動が行われているそうです。
草津温泉さんが中心になって働き、別府温泉さんあたりも積極的に活動しているそうです。
我々の誇るべき文化を世界に広めるのは素晴らしいことですね。
和泉屋にも海外からのお客様がおいでになります。
世界の人達に「飲む」のでも「泳ぐ」のでもなく「のんびり浸かる」ものとして「Onsen」を知ってもらえるよう五十嵐も拙い英語でがんばります!
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