おはようございます。
冬に散髪をすると高確率で風邪をひくイカピーでございます。
昨日の「時間の流れ方」の話の続きです。
めんどくさい話ですが、お嫌でないかたはお付き合いください。
昨日は大雑把な理論を説明しましたが、今日は実例をあげてみます。
五十嵐は現在30歳。私がこの1年の長さを考えるというのは「これまでの人生の1/30を振り返る」ということになります。
これを15歳の時に1年を考えると「ここまでの人生の1/15を振り返る」ことになるわけで、30歳の私は1年が2倍の速さ短さに感じられるわけです。
還暦60歳を迎えて、59才からの1年を振り返るとさらに今の2倍速に感じられるという理屈です。
これの単位を1日や1ヶ月、または5年・10年としても同様の理論になります。
10歳の子供が10年間を振り返れば「人生の全て」という途方もない時間感覚ですが、
30歳の私にとっては「あの時は若かったなぁ」程度であり、
ご年配の方にとっては「つい最近のこと」になってしまうわけです。
これは人生において起きたことをすべて記憶しているという前提の理論です。
実際人はいろんなことを忘れて記憶を整理していきます。
時間の流れ方の感覚というのは「記憶総量に対する割合」ととらえれば、忘れっぽい人昔のことを気にしない人の方が濃密な「現在」を送れてるということになるんじゃないでしょうか?
「アタマ空っぽの方が夢詰め込める」私が子供のころに聞いた歌の歌詞ですが、今思うとなかなかに名言なんじゃないかと思います。
著者近影 まぁそっくりΣ(・ω・;)
「歴史に学ぶ。温故知新」が私の座右の銘ではありますが、老若を問わずに平等に流れる「今」という時間を大切に過ごしていきたいですね。
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